1円スマホは本当に毒キノコ? 格安SIM乗り換えと端末購入で葛藤したハナシ
どーも、タカボンです。
当ブログでは、これまで個人年金の解約、使っていない銀行口座の整理、そしてプロバイダの解約など、我が家の固定費削減ついて発信してきました。
もちろんNISAやiDeCoによる資産形成にもチカラを入れていますが、積立投資の種銭を生み出すには固定費の見直しは避けては通れないですよね。
例によって、両学長の「お金の大学」に触発されて日々家計の見直しを行っているわけですが、今回は家計の固定費の代表格であるスマホの通信費にメスを入れたお話です。「スマホは格安SIMに変えよう!」という教えを素直に実践すべく動いたのですが、家庭内には一筋縄ではいかないリアルな葛藤がありました。
”1番初めに見直すべき固定費は「通信費」や。”
引用:両@リベ大学長『【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学』より
我が家の現状:竹プランと毒キノコ端末
見直す前の僕と嫁さんのスマホ環境はこんな感じでした。
- 回線:夫婦ともども、ソフトバンクのサブブランド(Y!mobile)を利用。毎月ざっくり5,000円程度を基本料金+通話料として支払っていました。
- 端末:2年後に返却することが前提の1円スマホ(レンタル)です。
「お金の大学」の基準に照らし合わせると、Y!mobileなどの3大キャリアのサブブランドは、松竹梅の3段階の中では贅沢品とされる ”竹” に相当。
そして、1円スマホにいたっては、
「リースなんかすんじゃねぇ」
「借金・分割払いすんじゃねぇ」
と、動画内で大いに語気を強めて毒キノコ扱いされているシロモノです。
その1円スマホを、そろそろ返却しなければならないこともあり、「この機に、最安の格安スマホの中でも、”梅” プランに切り替え、端末も買い切りにしよう!」と決意しました。
悩んだこと:リセールバリュー vs 目の前の超絶ポイント
しかし、いざ機種変更に向けて動き出すと、いくつか悩ましい問題に直面しました。
一つ目はリセールバリューをどう考えるか?という問題です。「お金の大学」の中では、iPhoneのようにリセールバリュー(売る時の価格)の高い製品を選択することで、満足度の高い買い物ができるという記載もありました。理屈としてはわかるのですが、なにしろ最新のiPhoneは値段が高く、僕なんかでは、一括で買うのは少々(いや、かなり)厳しいのが現実です。
二つ目は、嫁さんのiPhone愛です。嫁さんは生粋のiPhoneユーザー。「買い切りだとあまりにも高い買い物になってしまうから、次もまた1円スマホ(レンタル)にしたい」と主張します。僕は内心、「それこそが学長の言う毒キノコなんじゃないか…?」と激しく心配していました。
そして三つ目。これが最大のイレギュラーにして猛烈な誘惑でした。そう、家電量販店のポイントのプレゼントです。
- たまたま、親戚がドコモ光を契約しており、
- さらに、たまたま夫婦で立ち寄った家電量販店のオープン記念キャンペーンをやっている
そんな2つ合わせ技で、僕と嫁さんの2人でドコモminiに乗り換えれば、全部で約8万円分のポイントがプレゼントされるという破格のオファーを提示されました。いくつかの家電の買い替えを検討しいた時期ということもあり、このオファーはかなり魅力的でした。
3大キャリアは贅沢品、1円スマホは毒キノコだということはわかっているはずなのに、この異常なポイントのプレゼントを前に僕の決意は大きく揺らぎました。店員さんの説明を聞いても、キャリアの乗り換えや1円スマホにするとどういう縛りや制限がつくのか複雑すぎて正直よくわかりませんでしたが、目の前にチラつく8万ポイントの魅力には抗えませんでした。

我が家が出した結論:それぞれの道をゆく
悩み抜いた末、僕たち夫婦は「ポイントは最大限もらいつつ、その後は自分のスタイルに合わせる」という別々のアプローチをとることにしました。
まず、家電量販店の8万ポイントを確実にゲットするため、夫婦揃ってdocomoのドコモminiというプランに申し込みました。これで破格のポイントはゲットです。
その後、僕(Android派)は、端末をネットで購入。4万円以下のミドルレンジ機種をチョイスしました。リセールはあまり考えずに、これを壊れるまで使い倒すつもりです。回線については、ドコモminiのままでは高いので、速攻で日本通信SIMへ乗り換えを行いました。
一方、嫁さんは、最新機種のiPhoneを1円スマホとしてレンタルする道を選びました。彼女はこれを2年間きっちり使うつもりです。そして回線プランは、ドコモminiからahamoへ変更する予定で進めています。
ちなみに、この一連の契約手続きに予約なしで休日の家電量販店へ突撃したため、なんと約半日もかかってしまい、夫婦ともども心底疲れ果てました。
通信費シミュレーションと利回り
通信費の見直しによって、実際にどれぐらいお金が浮くのか? そもそもY!mobileユーザー(一応格安SIM)だったので、そこまで削減効果は高くないだろうと思ったのですが、計算してみると、意外に効果は高いことが分かりました。
| プラン(2年間運用) | 2年間の総コスト | 現状からの節約額 |
| 【現状】Y!mobileのまま | 120,024円 | ±0円 |
| 【比較1】ドコモミニを継続 | 84,480円 | -35,544円 |
| 【本命】月末に日本通信SIMへ | 41,320円 | -78,704円 |
日本通信SIMへの乗り換えることで、1年あたり39,352円の節約できているということになります。
投資で約3.9万円を稼ぐには?
この39,352円を、節約ではなく投資信託の運用益だけで手に入れようとした場合、どれほどの資金力が必要になるか計算してみましょう。
【計算条件】
- 目標利息: 39,352円
- 積立期間: 12ヶ月
- 想定利回り: 年利5%
この条件でシミュレーションすると、毎月約12万円を1年間休まず積み立てて、ようやく得られる運用益が約3.9万円(計算はこちらのサイトを利用)という計算になります。
投資にはリスクが付き物ですから、必ず5%の利回りが出るとは限りませんが、通信費の見直しには、そんなリスクが一切伴いません。プラン変更の手続きを一度行うだけで、1年に渡って毎月12万円を年利5%で積み立てているのと同等の利益を、リスクゼロで確定させることができるのです。
今回の格安SIM乗り換えで思うこと・まとめ
今回、夫婦そろってセオリー通りに進めようとしつつも、なかなか思い通りにならない現実にも直面しました。以下、僕なりの結論です。
まずはデメリット的なこと。
- 3大キャリアを選択すること:家電量販店の強烈なポイントがつくなら、案外悪くない選択肢かもしれません。ただ、3大キャリアの契約はそのままにしておくと割高なので、すぐさま格安SIMに乗り換えが必須。煩わしいです。また、この大盤振る舞いの恩恵にあずかるには、キャリアの光回線の契約など、スマホ以外のオプション契約が必要な場合が多いようです。
- スマホは2年サイクルと割り切る:どうせスマホのバッテリーは2年程度でへたる消耗品です。2年ごとに1円で最新端末をレンタルするというのも、合理的な割り切りといえなくもない? ただ、2年ごとに窓口に誘導されているようで、なんだか釈然としませんね(笑)。
- 手続き時間の長さは隠れたコスト:窓口での待ち時間が約半日という異常な時間の長さには、本当に疲れました。その他にも、いろいろ誘惑が多いですから、窓口に行くのは、あまりいい選択ではないように思います。
で、結局落ち着くのは次のような選択になってくるのかなと。
- 基本は ”梅” プラン:やはり日本通信SIM、mineoのような ”梅” プランを選ぶのが通信費削減の王道でしょう。端末代金を含めても、僕の場合で2年間で約3万円以上の節約になる計算です。
- 自分に合った端末選び:リセールバリューは気になりますが、そこは割り切って、格安なミドルレンジのAndroid機種を狙う方が僕にとってはベターな選択のようです。通販で最安値を探して買えば、かなりお得な気がします。
結論:最強の投資は通信費など固定費の削減から
乗り換えにかかる事務手数料などの初期費用(計8,350円)は、月々の差額(3,611円)により、わずか2~3ヶ月で回収できます。
通信費のような固定費をカットするのは、少々手間はかかりましたが、効果が高いことがわかりました。毎月14万円の投資資金を捻出するのは大変ですが、通信費の最適化なら今日からすぐに実践できますね。
